良い休養とは?3・渡辺
皆さん、こんにちは。
京都パーソナルジム Improve KYOTOの渡辺です。
本日は、【休養】編の第3回です。
疲労を抜くためにはゴロゴロするよりも
「積極的休養(アクティブレスト)」がいい。
そしてそれは、
アスリートだけでなく、皆様にも当てはまる。
ここまでの2回のコラムでそのような内容を書いてきました。
それでは積極的休養がなぜ身体に良いのでしょうか?
運動すると心拍数が上がりますよね。
その増加に伴って、心臓から出る血流が増えます。
この時、一回の拍動の血流も増えるのですが、どちらかと言うと心拍数の増加の方がその影響は多いです。
そして増えた血流がどこに行くかというと、全身の中でも筋肉の方に多く行くように配分が変わります。
疲労が溜まった筋肉に血流が集まる事で、疲労物質を流してくれるわけです。
ただ心臓は血液を送り出してくれるのですが、その力に比べて血液を心臓に吸い込む力は強くありません。
そのため心臓に血液を押し戻す力が必要なのですが、その中の一つに筋ポンプ作用と言うのがあります。
筋肉が動くことにより血管を圧迫し血液を心臓の方に押し戻してくれます
(逆流しないように静脈には弁がついています)。
前回のコラムの写真のような姿勢で固まってしまっては、
血流も増えないし筋ポンプ作用もうまく働きませんよね。
もちろん疲労にも色々なタイプがありますし、時には安静が必要なこともあります。
ただいつもゴロゴロばかりだと身体は弱っていくばかり。
運動は苦手という方も、
「積極的休養(アクティブレスト)」
という考え方を知っていただき、少しずつ身体を動かしてみてください。
きっと身体もリフレッシュされて気持ちよく生活できると思います
(個人的には散歩がおすすめです!)。
これで3回に渡って書いてきました【休養】編は終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。