肩こりとバランス感覚2・西垣
肩凝りとバランス感覚
前回に引き続き、Improve KYOTO 西垣正太が接骨院勤務の経験を元に肩凝りについてお伝えしていきます!
肩凝りで悩んでいるあなた!
こんな経験はありませんか?
- 「気が付くと頭が前に出ている…」
- 「猫背の姿勢が癖になって治らない…」
実を言うと、人の頭(頭蓋骨)ってかなり重たいんです。
成人で、
約5~6kg
とも言われていて、スイカと同じくらいの重さです。
この重たい人の頭(頭蓋骨)が前に出るとそれを支える為に肩や首の筋肉が四六時中、緊張してしまうのであっという間に肩が凝ってしまいます。
では頭が前に出てしまう原因は何か…
原因のひとつに
「バランス能力の低下」
が考えられます。
耳の奥に
“三半規管”
というバランスをとるための大切なセンサーがあります。
三半規管はパイプの中に水が入っているような構造になっていて、
頭が傾くたびにパイプの水が移動することで
「今は頭が前に倒れているよ!」
「体が横に倒れそうだよ!」
ってな具合で、我々にバランスについての情報を教えてくれるセンサーの役割をしてくれています。
ただそのセンサーが鈍ってしまうと頭が前に倒れても気づくことが出来ず、
姿勢が猫背になってしまうのです。
ではどうすればこの三半規管を鈍らせずにいい姿勢を維持すればいいのでしょうか?
ドンドン頭を動かす事です。
例えばでんぐり返りとか、ぐるぐるバットとか…
この二つの運動は三半規管の水が動きまくります!(笑)
ただしこの二つは強度が高いので、
まずは散歩だったり縄跳びだったり、
なんでもいいのでデスクワークの様な固まった体勢から抜け出す事!
自分のできそうな運動から始めてみてくださいね!
次回は、
“万歳して○○していると、あなたはか肩凝りかも!?”
と言うテーマでお届けしていきます。
お楽しみに!!