眠れていますか?2・本田
皆さん、こんにちは!
京都パーソナルジムImprove KYOTOの本田です。
11月に入り紅葉が見え始め、本格的な秋になってきましたね!
前回は『睡眠負債』についてお伝えしました。
今回は、
「眠くなる仕組み」
を簡単に説明していこうと思います。
ヒトは眠くない時にいくら眠ろうと思ってもそれは難しいですよね。
私たちが眠るためには『眠気』が必要なのです。
この眠気を常に感じている状態が今の現代人だと考えてください。
イメージとして画像のような “ししおどし” を思い浮かべてください。
ちょろちょろと少しずつ溜まってくる水が「眠気」です。
私たちはこの溜まった眠気を夜に眠り吐き出すことによって、本来は朝スッキリとした状態になります。
この水をしっかり吐き出す作業が睡眠なので、夜にしっかり眠れなければ十分に吐き出されません。
つまり、朝起きた段階で既に半分くらい眠気(水)が溜まっている状態だということになります。
それでは日中すぐに眠気(水)が溜まってしまいますよね。
“ししおどし“は空っぽだからこそ綺麗な音を鳴らせますし、
私たちの体もすっきりした状態だからこそ最高のパフォーマンスを発揮できます。
1日24時間のうちの1/3の時間(8時間)で身体をスッキリさせて、
それ以外の16時間を効率的に過ごせるのでこの時間をぜひ大切にしてみてください。
次回は、快適な睡眠のための3つの条件についてお伝えします!
【参考文献】
1. 柳沢正史 監修(2019)Newton 健康のための最新科学 新・睡眠の教科書,ニュートンプレス.
2. ショーン・スティーブンソン(2017)SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術,ダイヤモンド社.,